クリスマスあれこれ
何の日?
これは有名ですね。
そう、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日です。
飾り付け
クリスマスといえば、クリスマスツリー(常緑樹で、一般にモミの木)や部屋に電飾や様々な飾り付けを行うが、この習慣はもともと太陽神崇拝などキリスト教以前の宗教に由来しており、聖書に由来するものではないそうです。
日本でも最近は、イルミネーションに凝った家が増えてきていますね。
七面鳥を食べるワケ
コロンブスがアメリカ大陸を発見してからヨーロッパ人が続々とアメリカへやってきました。
慣れない土地では、今まで食用にしてきた豚を飼育するのが難しく、そこで彼らは野生の七面鳥を食べるようになったのだそうです。
さらに1620年、ピューリタン(清教徒)たちがメイフラワー号で、アメリカに移住し、初めての収穫祭のとき、彼らは七面鳥をローストして食べたそうです。
これがヨーロッパにも伝わり、イベント時やクリスマスなどに七面鳥を食べるようになったそうです。
定番のクリスマスカード・メッセージ
★Merry Christmas!
定番ですね。クリスマスおめでとう!的な意味です。
★Happy Merry Christmas
こちらも同じような意味です。
★A Merry Christmas to you.
ちょっと特別な言い回しですね。
★I wish you a Merry Christmas.>
あなたにとって楽しいクリスマスでありますように。歌にもあります♪
世界のクリスマス
キリスト教の中でもカトリックの影響の強いイタリア、ポーランド、フランス、スペインなどでは、クリスマスは12月25日に始まり、1月6日の公現祭(エピファニア)に終わります。
ちなみに、イタリアではプレゼントを持って来るのは魔女ベファナ(Befana)とされているようです。面白いですね。
オランダやドイツの一部地域などでは12月6日がニコラウスの日で、子ども達はプレゼントをもらいます。
プレゼントをもらえるのはそれまでの1年間に良い子だった子どもだけで、悪い子は石炭を与えられたり木の枝で打たれることになっている地域もあるそうです。
イギリスやアメリカではサンタクロース(Father Christmas)が12月25日にプレゼントを持ってくると考えられています。日本と同じですね。
また、クリスマスにちなんだ絵はがきやカード(グリーティングカード)を送る習慣やクリスマスプレゼントを家族全員で交換し合う習慣があります。
オーストラリアなど南半球の国々では、クリスマスは真夏となるので、クリスマスパーティーは屋外やプールなどで開催されることも多いそうです。 日本のクリスマス
日本のクリスマス
日本で最初のクリスマスは、1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において宣教師コメス・デ・トルレスたちが日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが最初です。
戦前の昭和時代頃から広く普及し、銀座や道玄坂などの多くのカフェや喫茶店でクリスマス商戦が始まりました。
戦後になって、クリスマスは年中行事として完全に定着し、一大イベントの一つとなりました。
クリスマスに人気のお花
ポインセチア
鮮やかな赤と緑のクリスマスカラーで人気のお花ポインセチア。
ポインセチアは、メキシコなど中南米が原産のため、寒さと水のやりすぎに気をつけ、十分日光を当てるようにしましょう。花言葉は「祝福」「聖なる願い」「私の心は燃えている」など
柊(ひいらぎ)
クリスマスには真っ赤に熟すことから、刺のある葉はキリストのいばらの冠を、赤い実はキリストの血を象徴すると言われ、そのことから実の付いた枝先がクリスマスの飾り付けによく使われます。
花言葉は「先見の明」「歓迎」など。
クリスマスローズ
クリスマスローズはクリスマスの時期に咲き、バラに似ていることから命名されました。キンポウゲ科の花です。12月頃から花屋さんに並び始め、鉢植えでも庭植えでも育てる事ができ、お手入れもしやすいため人気のあるお花です。
花言葉は「追憶」「不安を取り除いて下さい」「私を忘れないで」など。
フラワーケーキ
最近では、お花をケーキ風にアレンジしたフラワーケーキも人気があります。花ではありませんが、ツリー型をしている事から、近年ではモミの木の替わりにクリスマスツリーとして使用されるケースが増えています。
ゴールドクレスト
花ではありませんが、ツリー型をしている事から、近年ではモミの木の替わりにクリスマスツリーとして使用されるケースが増えています。
都道府県からお店を探す